スギカミキリ
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Semanotus japonicus (Lacordaire) |
幼虫がスギ、ヒノキ等の内樹皮を食害する穿孔性害虫で、その被害は「はちかみ」と呼ばれている。体長は雄1・・・ |
本州・四国・九州・台湾 |
2020/03/18 |
スギノアカネトラカミキリ
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Anaglyptus subfasciatus Pic |
幼虫がスギ・ヒノキ等の樹幹を食害し、「とびくされ」と呼ばれる材の変色・腐朽を引き起こし、材価を下げる・・・ |
北海道の道南部・茨城県・山梨県を除く本州・愛媛県・高知県 |
2020/03/18 |
スギフォマ葉枯病
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(病原菌)Discochora sawadae (Kobayashi) Bissett et Palm (完全世代) |
病原は糸状菌の一種で子のう菌類に属する。小枝の針葉が赤褐色に変じ、病針葉上にほぼ円形の小黒粒点が散生・・・ |
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2020/03/18 |
スギ褐色葉枯病
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(病原菌)Plectosphaera cryptomeriae (Hara) Kobayashi |
春先に旧葉が枯死するため、症状の激しい場合には新葉が展開する前には全山が枯れたように赤褐色となる。新・・・ |
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2020/03/18 |
スギ溝腐病
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(病原菌)Cercospora sequoiae Ellis et Everhart |
病原はスギ赤枯病と同一であり、糸状菌の一種で不完全菌類に属する。赤枯病罹病苗木が植栽されることによっ・・・ |
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2020/03/18 |
スギ赤枯病
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(病原菌)Cercospora sequoiae Ellis et Everhart |
苗木の針葉や緑枝、緑色主軸に発生し、壊死部は褐色~暗褐色を呈する。病針葉上に濃緑色すすかび状の微細な・・・ |
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2020/03/18 |
スジエグリシャチホコ
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Ptilodon hoegei (Gaeser) |
幼虫が街路樹のカエデ類に稀に大発生し全葉を食害してしまうため、紅葉を観光資源とした地域においては、重・・・ |
北海道・本州・四国・九州 |
2022/06/10 |
スミスネズミ
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Eothenomys smithii |
背面は赤褐色か黄褐色で、腹面は淡黄色である。頭胴長は70~115mm、尾長は30~50mmと、やや小・・・ |
わが国の固有種で、本州の新潟、福島県以南、四国、九州に分布する。 |
2017/10/18 |
スミッティウム モルボスム
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Smittium morbosum A. W. Sweeny |
ハルペラ目レゲリオミケス科に属する。蚊の幼虫(ボウフラ)の中腸と後腸の境部に付着生活する糸状菌。ハマ・・・ |
日本・オーストラリア・アルゼンチン |
2017/10/18 |
セグロアシナガバチ
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Polistes jokahamae Radoszkowski |
体長は約21~26mm。体色は黒色で黄褐色の斑紋がある。前伸腹節が黒色であることが和名の由来。近似種・・・ |
本州・佐渡・四国・九州・対馬・屋久島・沖縄 |
2020/03/25 |
ソウシチョウ
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Leiothrix lutea |
鮮やかな赤い嘴と大きな目、翼には赤や黄色、黒の模様を持つ美しい鳥で、日本には古くから飼い鳥として輸入・・・ |
中国中部、ヒマラヤから東南アジアにかけて分布 |
2020/03/25 |
ダケカンバハバチ
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Dineura betulivora Togashi |
奥日光白根山で採集された標本を元に、1995年に新種として記載された。本種は奥日光白根山の五色沼周辺・・・ |
奥日光白根山 |
2020/03/18 |
タゴガエル
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Rana tagoi |
本種は完全に森林性の種で、森林内に生息し、森林内で繁殖する。成体は早春になると、伏流水中に白い部分が・・・ |
日本の固有種。本州・四国・九州などに基亜種R. t. tagoiが、隠岐にはオキタゴガエルR. t. okiensisが、屋久島にはヤクタゴガエルR. t. yakushimensisが分布する。 |
2017/10/18 |
ダルマガエル
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Pelophylax porosus |
トノサマガエルよりもさらに水田に結びついた種で、あまり水田周辺から離れることが少ない。区別点:背中の・・・ |
我が国の固有種。関東・中部の一部・仙台にかけて亜種トウキョウダルマガエルP. p. porosusが、東海・近畿・広島・四国にかけて亜種ナゴヤダルマガエルP. p. brevipodusが分布する。亜種ナゴヤダルマガエルは環境省の絶滅危惧IB類で、中国地方の個体群は水田の近代化により激減している。トウキョウダルマガエルは環境省の準絶滅危惧種。 |
2020/03/16 |
チャドクガ
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Euproctis pseudoconspersa (Strand) |
成虫の体長25~30mm。ツバキ、サザンカ、チャノキなどに異常発生することがあり、幼虫には毒毛があり・・・ |
本州・四国・九州 |
2020/03/30 |
チョウセンアカシジミ
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Coreana raphaelis (Oberthür) |
低地の湿地や水田の畔、人家の生け垣などに生息する。食樹は主にモクセイ科のトネリコ(デワノトネリコ)。・・・ |
東北地方と新潟県の一部 |
2020/03/30 |
ツキノワグマ
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Ursus thibetanus |
ヒグマとともに、わが国最大の食肉獣であり、食肉目、クマ科に属し、ヒグマの生息する北海道を除く、本州と・・・ |
本州と四国 |
2022/06/10 |
ツシマアカガエル
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Rana tsushimensis |
卵塊は石や土にくっついている。成体は森林の林床に普通。区別点:対馬には、大陸にも分布するチョウセンヤ・・・ |
長崎県の対馬の固有種。小型のカエルで、水田にも、渓流わきの水たまりにも産卵する。 |
2022/06/10 |
ツチガエル
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Glandirana rugosa |
体表はイボに覆われる。水田や森林の水辺に生活している。幼生(おたまじゃくし)は越冬するものもある。本・・・ |
本州・四国・九州などに分布。北海道にも一部移入されている。大陸にも分布する。また、ハワイにも移入されている。 |
2020/03/16 |
ツツジ類芽枯病
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(病原菌)Pycnostysanus azaleae (Peck) Mason |
花芽が秋から翌年の開花期までに褐変枯死して開花せず、しだいに乾いた灰白色になり、さらに1年以上そのま・・・ |
本州(他の地域での調査未了) |
2020/03/18 |
テントウノミハムシ
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Argopistes biplagiatus Motschulsky |
戦後、北海道でヤチダモ造林地に大きな被害を与えたことで有名。モクセイ科を寄主とし、最近では公園などに・・・ |
国内では北海道~九州に分布。 |
2020/03/25 |
ドウガネブイブイポックスウイルス
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Anomala cuprea EPV |
ポックスウイルス科に属し、ドウガネブイブイの幼虫に寄生する。ドウガネブイブイのポックスウイルス病は日・・・ |
日本 |
2020/03/18 |
トガリフタモンアシナガバチ
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Polistes riparius Yamane et Yamane |
体長は約14~19mm。体色は黒色で黄色の縞模様がある。近似種のフタモンアシナガバチよりもやや大型。・・・ |
北海道(渡島半島を除く)・本州(秋田県) |
2020/03/25 |
トドマツ・モミ類てんぐ巣病
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(病原菌)Melampsorella caryophyllacearum Schroter |
枝が多数叢生し、典型的なてんぐ巣症状になる。患部の葉はやや小型で肥厚し、色は淡い。春には患部の葉の裏・・・ |
北海道・本州・四国・九州 |
2020/03/18 |
トノサマガエル
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Pelophylax nigromaculatus |
水田に産卵し、成体も水田周辺に多いが、林内でも成体を見かけることがある。区別点:ダルマガエル、特にト・・・ |
関東地方から仙台にかけての地域を除く本州・四国・九州。北海道にも移入された。大陸にも分布する。 |
2022/06/10 |