和名:サナギタケ |
学名:Cordyceps militaris (L.) Fr. |
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分布:日本・中国・アジア・アメリカ・ヨーロッパ |
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説明 チョウ目の蛹や幼虫から生じる冬虫夏草類の一種。北海道から鹿児島県に分布し、夏から秋に発生する。子実体は棍棒状でオレンジ色、長さ約1-4cm、幅4mmほどになる。特に東北地方では、ブナの葉を食害するブナアオシャチホコ幼虫が大発生すると、流行病が起き翌夏に蛹の90%以上からサナギタケが発生することが知られている。そのためこの菌は、ブナアオシャチホコの天敵として大きな役割を果たしていると考えられる。 |