和名:コニディオボルス コロナトゥス |
学名:Conidiobolus coronatus (Costantin) A.Batko |
|
分布:全世界的 |
|
説明 ハエカビ目アンキリステス科に属する。土壌から最もよく分離される昆虫疫病菌である。アブラムシ、カ、アリ、シロアリなどに感染する。胞子は約30μmのほぼ球形で、一つの乳頭状突起をもつ。能動的に射出された胞子は90分から2時間程度で発芽する。寄主以外の表面では胞子が直接次の胞子を作り(2次胞子)、射出が3次、4次と繰り返される。この時、胞子は徐々に小型化する。さらに悪環境では、細胞壁が厚く表面が絨毛状の突起で覆われたvillose conidia(ビロースコニディア)と呼ばれる休眠胞子を形成する。 |