和名:シャチホコガ |
学名:Stauropus fagi persimilis Butler |
チョウ目シャチホコガ科 |
分布:北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島 |
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説明 成虫は開張50~60mmの普通の形をしたガだが、幼虫が特異な形をしているので有名。幼虫は体長約45mmで黄褐色、中・後胸脚は顕著に長い。静止するときは、胸脚を折りたたみ、頭胸部と尾端を背中側であわせるようにするため、このためシャチホコのように見える。幼虫に触れると長い胸脚をふるわせるという。幼虫はクリ、コナラ、クヌギ、ハンノキ、クルミ、サクラ、ミズキ、ハギ、ヤナギなど種々の広葉樹の葉を食べる。年2回発生で、幼虫は5~7月、および9月頃見られる。 |