森林生物 エンジュヒメハマキ
更新日:2020/03/18
和名:
エンジュヒメハマキ
学名:
Cydia trasias
Meyrick
チョウ目ハマキガ科
分布:
北海道・本州・中国
説明
成虫は開張14mm。日本では1982年、初めて発見された新梢害虫。中国ではエンジュやシダレエンジュの重要害虫となっている。幼虫はエンジュまたはイヌエンジュの小枝に食入して加害する。冬芽から侵入した幼虫は枝の中心にそって2~3cmの坑道を作り、加害部から虫糞と木くずを出す。老熟した幼虫は講堂入り口のそばに、糸でできた蓋をして蛹化する。羽化は4~5月、7~8月の2回。
エンジュヒメハマキ成虫
イヌエンジュ小枝内のエンジュヒメハマキ老熟幼虫
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