和名:カラフトヒゲナガカミキリ |
学名:Monochamus saltuarius Gebler |
コウチュウ目カミキリムシ科 |
分布:本州・四国・大分県・朝鮮半島・中国東北部・北モンゴル・樺太・ロシア本土・フィンランド |
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説明 成虫の体長は11.5~19mmで、同属のマツノマダラカミキリより小型である。成虫は、マツノマダラカミキリより1か月早い晩春にマツ類枯死木から羽化脱出する。そして、マツ類の健全な枝を摂食し、衰弱木や伐倒木に産卵する。孵化した幼虫は内樹皮を摂食して成長し、材入して終齢幼虫で越冬する。2年1化となる個体もいるが、普通は1年1化である。本種もマツ枯れの病原体であるマツノザイセンチュウを媒介するが、マツノマダラカミキリと比較すると媒介するマツノザイセンチュウの数は少ない。防除法は、マツノマダラカミキリに準ずる。 |