和名:クロオオアリ |
学名:Camponotus japonicus Mayr |
ハチ目アリ科Formicidae |
分布:北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島 |
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説明 体長7~12mmほどの大きくて黒いアリ。道ばたで普通に見かける。働きアリの体サイズには連続的な変異があり、小さい個体はクロヤマアリと同じくらいの大きさ。行列はつくらず、一匹または何匹かでグループになってエサ探しをする。5月~6月が結婚飛行のシーズンで、雨が降った翌日の蒸し暑い日中、飛行のためにたくさんの羽アリが巣口に待機しているのが見られる。またこの時期、飛行を終えて地面を歩いたり大急ぎで巣穴を掘っている新女王を良く見かけるが、その中の羽を落とした(=交尾済み)女王を持ち帰って飼育すれば何年にもわたってアリの巣の成長を観察することができる。(女王の寿命は長く、筆者が飼育した巣も7年存続した。) |