森林生物 ヒメヤママユ



更新日:2024/11/05
和名:ヒメヤママユ
学名:Caligula jonasii Butler
    チョウ目ヤママユガ科
分布:北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島
説明
前翅長は約41~52mm。1齢幼虫は体全体が黒色であるが、2~3齢幼虫は側面が黄緑色で背面が黒色、4齢以降は全体緑色で白色毛を伴う。5月下旬~6月上旬に終齢幼虫となる。終齢幼虫の体長は約60mm。だ円形で網目状の繭を作って蛹化する。成虫は秋に羽化し、交尾したメスは樹幹に不規則な卵塊を産みつける。卵で越冬する。幼虫は、バラ科、ブナ科、カエデ科などさまざまな植物につく。
                       
ヒメヤママユ3齢幼虫 ヒメヤママユ5齢幼虫

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