和名:ヒメスギカミキリ |
学名:Callidiellum rufipenne (Motschulsky) |
コウチュウ目カミキリムシ科 |
分布:樺太・北海道・本州・四国・九州・沖縄・朝鮮 |
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説明 幼虫が、スギ・ヒノキ等の伐倒後の丸太の樹皮下を食害して被害を与える。体長5~14mm。雄の上翅長の色には、個体変異が大きい。普通1年1回発生するがが、気候や餌条件によっては2年以上かかる。関東地方では、成虫は3月下旬~5月下旬に出現し、皮付き丸太や衰弱木などの粗皮の間に産卵する。幼虫の加害様相や材内での蛹化・羽化様相はスギカミキリとほとんど同じである。産卵対象が枯れ木や衰弱木なので、立木伐倒後や植栽後の管理が、被害を防除するために重要である。防除:成虫の活動する春から初夏にかけての伐採や皮付き丸太の放置を避ける。皮付き丸太の表面への薬剤散布により産卵を防止する。 |