森林生物 ヒサマツミドリシジミ



更新日:2020/03/30
和名:ヒサマツミドリシジミ
学名:Chrysozephyrus hisamatsuanus (Nagami & Ishiga)
    チョウ目シジミチョウ科
分布:本州(中~南西部)・四国・九州
説明
暖地では照葉樹の原生林、本州中部などでは落葉・常緑の混交林に生息する。食樹はブナ科のウラジロガシ、アラカシなど。卵で越冬する。成虫は年1回、6月を中心に出現し、主に午後~夕刻に活動する。オスは占有活動を行う。裏面の白帯に特徴があり、近縁種では肛角部でW字状になるが、本種ではV字状。卵は芽の基部などに1卵ずつ産まれる。産卵は秋に行われる。
           
ヒサマツミドリシジミ雄裏

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