和名:ニホンアマガエル |
学名:Hyla japonica |
カエル目 |
分布:北海道・本州・四国・九州・対馬等に分布する。大陸にも分布する。 |
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説明 水田に産卵するが、成体は周辺の雑木林、潅木、草むらで見られる。本種は産卵期が長く、早春から秋まで連続的に産卵すること、コンクリートの水路なども吸盤を使ってよじ登れることから、農地の構造改善事業の影響をもっとも受けにくい種類である。そのためか、水田におけるもっとも普通の種類となっている。つまり、本種しかいない水田(里山)は、良い状態とは言えない。区別点:本土に同所的に生息し、吸盤のある緑のカエルであるシュレーゲルアオガエル、モリアオガエルにくらべると、ずっと小さい。目の後ろから鼓膜にかけて黒いのも特徴。色彩が黒や褐色になると、細長い斑紋が背中に現れるのも本種の特徴。鳴き声:一頭で鳴く時はゲッツ、ゲッツ、ゲッツだが、多数で鳴くと二重奏になり声を重ねて鳴く。 |