和名:ナラ類コニエラ葉枯病 |
学名:(病原菌)Coniella castaneicola (Ellis et Everhart) Sutton |
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分布:本州 |
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説明 夏期に淡褐色の斑点が葉に現れ、しだいに拡大し、互いに癒合して灰白色の不整形の病斑になる。健全部との境界は明瞭であるが、病斑の周囲も同色である。病斑の両面には黒い点(分生子殻)が散在して形成され、黒点の頂部には明瞭な孔口が見える。病原菌は分生子果不完全菌類に属し、分生子殻の底部からのみフィアロ型に分生子を形成する。分生子は1細胞、紡錘形、淡褐色からほとんど無色、しばしば一方に湾曲し、大きさ12.5~16.5×2.5~3ミクロン。ミズナラ、コナラのほか、クリにも発生する。 |