和名:ナミエガエル |
学名:Limnonectes namiyei |
カエル目 |
分布:沖縄本島の固有種。環境省の絶滅危惧IB類。沖縄県の天然記念物。 |
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説明 北部山地(やんばる)の森林の渓流にのみ生息する。水性昆虫や、エビ・カニ類などを主に餌としていて、他のカエルとは異なり、水中で捕食する機会が多いものと考えられる。渓流性のため、道路工事などによる赤土の流入の影響を受けやすい可能性がある。沖縄の赤土は、日本では最も細かい粒子の土の一つで、本土並みの工事を行うと大量の赤土が発生する。赤土が出ないような努力が必要である。また、赤土の流出を防いでいる森林の公益的機能を適切に評価する必要がある。区別点:ひとみがひし形なので、他のカエルとは容易に区別できる。 |