和名:アンブロシア菌 |
学名:Ambrosiella spp. |
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分布:日本・アメリカ・アジア |
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説明 キクイムシの仲間には幼虫の餌となる菌類をわざわざ持ち運び、その菌を自分たちのあけた穴に生やして餌にする仲間がいる。この仲間をアンブロシアビートルと呼ぶ。この仲間は体の一部に菌を貯蔵するためのくぼみを持っており、その中に餌となる菌類が入っている。その中で特に餌として重要なのがAmbrosiellaと呼ばれる属の菌類で、この菌をシャーレに培養して、キクイムシをシャーレの中で成虫まで育てられることが知られている。菌は、一部キクイムシの餌になってしまうが、移動手段として虫を利用していると考えられる。この菌類は、昆虫を殺すわけでも、寄生するわけでもない。コウチュウの餌となることに特殊化した菌類である。 |