更新日:2021/12/01

エントツドロバチ 体は黒色で、腹部第1、2背板に黄褐色の太い帯がある。腹部第2節が太く、全体的にずんぐりしている。竹筒などに泥の巣を作るが、巣が完成するまでその入口をエントツ状に伸ばす。幼虫の餌としてメイガ類、ハマキガ類、キバガ類、ヤガ類などの幼虫を狩る。日本ではメスのみが知られ、単為生殖を行う。オオカバフスジドロバチ、オオカバフドロバチと呼ばれたこともある。

関連生物
オオセイボウ コウヤツリアブ ドロバチヤドリニクバエなどに寄生される。
Orancistrocerus drewseni (de Saussure, 1857)
スズメバチ科
エントツドロバチ属

体長 メス 14-18 mm
分布 本州、佐渡島、淡路島、四国、九州、対馬、大隅諸島



メス背面 メス側面
標本産地: 愛知県 メス正面

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