エントツドロバチ
|
|
体は黒色で、腹部第1、2背板に黄褐色の太い帯がある。腹部第2節が太く、全体的にずんぐりしている。竹筒などに泥の巣を作るが、巣が完成するまでその入口をエントツ状に伸ばす。幼虫の餌としてメイガ類、ハマキガ類、キバガ類、ヤガ類などの幼虫を狩る。日本ではメスのみが知られ、単為生殖を行う。オオカバフスジドロバチ、オオカバフドロバチと呼ばれたこともある。
関連生物
オオセイボウ、
コウヤツリアブ、
ドロバチヤドリニクバエなどに寄生される。
|
Orancistrocerus drewseni
(de Saussure, 1857) |
スズメバチ科
|
エントツドロバチ属
|
|
|
分布
|
本州、佐渡島、淡路島、四国、九州、対馬、大隅諸島 |
|
|
|
|
|
|
|