更新日:2021/12/01

オオフタオビドロバチ 体は黒色で、腹部第1、2背板に黄色帯がある。竹筒やカミキリムシなどの脱出孔に泥で仕切りを作って営巣する。幼虫の餌としてメイガ類やハマキガ類などの幼虫を狩る。成虫の活動期間は5~10月。人家周辺で竹筒トラップをかけると最も普通に営巣する種の一つ。地域によって8亜種に分けられている。

関連生物
ムツバセイボウ リンネセイボウ ムモンオオハナノミ コウヤツリアブ ドロバチヤドリニクバエなどに寄生される。 前蛹上にしばしば見られるオオフタオビドロバチヤドリコナダニは、羽化した寄主に便乗して新巣へ移動する。
Anterhynchium flavomarginatum (Smith, 1852)
スズメバチ科
フタオビドロバチ属

体長 メス 15-21 mm オス 11-16 mm
分布 北海道、本州、伊豆諸島、小笠原諸島、佐渡島、四国、九州、対馬、南西諸島



メス背面 メス側面
標本産地: 茨城県 メス正面
オス背面 オス側面
標本産地: 茨城県 オス正面

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