更新日:2021/11/08

ハラナガハムシドロバチ 体は黒色で、腹部第1、2、4背板の後縁に黄色帯がある。上方から見ると、腹部第1節は縦幅が横幅より明らかに長い点で、本属の他種と異なる。腹部には光沢がある。単眼後方に1対の小穴がある。中胸背板には2本の縦溝、腹部第1背板中央にも1本の縦溝がある。ムギ藁やヨシ筒などに泥の仕切りを作って営巣する。ハムシ類の幼虫を狩る。

関連生物
ヤドリバエの一種などに寄生される。
Symmorphus foveolatus Gussakovskij, 1933
スズメバチ科
ハムシドロバチ属

体長 メス 9-12 mm オス 8-10 mm
分布 北海道、佐渡島、本州、四国、九州



メス背面 メス側面
標本産地: 福島県 メス正面
オス背面 オス側面
標本産地: 福島県 オス正面

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